キャッシュカード一体型のクレジットカードは持ってる?おすすめ?
キャッシュカードと一体型のクレジットカードは銀行で発行できるのですが、果たしてキャッシュカードと銀行のカードを一緒にするメリットはあるのでしょうか。
何となく一体型を同意できない人もいると思いますが、漠然としていて何がどう危険なのかは理解していないかも知れません。キャッシュカード一体型のクレジットカードのおすすめ点とおすすめではない点をまとめています。
1、振込みをするのなら、別々の方がいい
いきなりですが、振り込み作業をするなら別々の方が断然危険ではありません。何かの拍子にクレジットカードからお金を振り込んでしまい、全く身に覚えがない状態を作り出す可能性もあります。
私など、別々にしていても組み戻し(別の場所に振り込んで返してもらう作業)をする程、ダメなタイプです。私の様な人は別々をおすすめしたいです。
ICキャッシュカードなど便利な機能が多いキャッシュカードですが、個人的には銀行のカードは銀行のカード、クレジットカードはクレジットカードと分けた方がいいと思っています。
ただ、振り込み作業がなかったり、「どうしてもかさばるのが嫌」と言う人は、一体型の方が便利と考える事ができます。これは、人によるので銀行の説明を見て決めた方がいいかも知れません。
2、別々の方が好きな場所で使える様にできる
クレジットカードにも使いやすいものと使いにくいものがあります。これも人によるので一概には言えません。しかし、銀行と一体型のカードでポイント獲得に優れていて、自分が使いやすいカードと言うものはなかなかありません。
古い人間と思われるかも知れませんが、銀行のキャッシュカードとクレジットカードを一緒にする事は危険の認識しか出てきません。
発行元はしっかりしているので、安心や信頼感は絶大です。ATM手数料の恩恵なども素晴らしいですが、クレジットカード独自ならキャンペーンやポイント取得のメリットがあります。
銀行系カードのキャンペーンはあまりいいのがなく、楽天カードやライフカードの様に還元率1%だったり、お誕生日月ポイント3倍といったメリットがありません。
信頼感をとるか、どうせならポイント獲得に優れていて別々の道を選ぶかはこれを見ている人次第でしょう。
3、デメリットはいつも持ち歩く事、最大の難点
クレジットカード一体型と言う事は支払い方法もクレジットカードにするのではないでしょうか。と言う事は最大のデメリットとしていつも持ち歩かないといけなくなります。
「そんなにお金持ちじゃないよ」と言う人でもキャッシュカードを失くすと色々と面倒な事が分かるはずです。再発行まで2週間、再発行手数料(銀行による)
落とすとクレジットカードのポイント獲得どころか銀行口座から引き出しもできなくなり、(通帳があれば大丈夫ですが)ショックも大きいです。突然、全てが無くなった気分に襲われてしまいます。
後は他の記事でも記載がある様にクレジットカードとしてポイント還元率が劣る事でしょうか。クレジットカード一体型のキャッシュカードはあまりクレジットカードの記載をする人も取り上げていません。
あまり、批判をしたくないのですが、いつも持ち歩く危険が非常に頭をよぎり、どうしてもおすすめできない現状にあります。一応、別々の方がいいのではないでしょうか。
しかし、一体型なだけあり失くした時にはすごいスピードで対応してくれるそうです。残念ながら私は失くした事がないので、分かりません・・・。
4、窓口のサポートや住宅ローン審査にいい影響がある
最大のメリットは窓口のサポート関連や住宅ローンを組む時に有利に動く事です。クレジットカード一体型のキャッシュカードを使っていて、延滞や遅延がなければそれだけ「お金にしっかりしている」と言うイメージになります。
また、イメージだけでなくきちんと「クレジットヒストリー」にいい記録が積まれていくので、保険や住宅ローン審査に通りやすくなります。
5、銀行によりますが、普通年金利が高くなります!!
普通に預けていると年金利は0、02%のところ、年0、1%になったりします。2017年以降もそうなるかは分かりませんが、銀行一体型のクレジットカードを作る際には本当に自分が求めているサービスがあるか確認してみるといいでしょう。
ポイントが2倍、5%オフデーがある、毎月何ポイントか進呈、ギフトカードに交換できる、ポイント交換の必要がなく直接銀行にお金として振り込まれるなどメリットもあります。
イオン銀行のクレジットカード一体型が金利が高くなると記載がありました。他にもあるかも知れませんので、やはり銀行で確認した方が良さそうです!
6、海外旅行には向かないので、考えて発行する?
海外旅行に行く時に向かないのは一体型のクレジットカードだけではありません。デビットカードも同じ事が言えます。デビットカードは銀行と完全に紐付けされており、即座に引き落とされる方式です。
キャッシュカードやデビットカードで使ったお金、引き出されたお金は戻って来ない事が非常に多いらしく、被害に遭ったら最後、と思って下さい。
クレジットカードを使われるだけでなく、キャッシュカードからお金を引き出される心配も増えます。海外旅行に行く時はキャッシュカードの持ち歩きはちょっと考えてもらいたいです。
海外旅行に行った人に聞くと現金を持っていって現地のお金に換金しているそうです。海外旅行に何度も行っている人が言うのですから、間違いはないでしょう。
7、海外でたくさん買い物したい!どうすればいいの?
「6」の続きですが、どうせ海外に行ったならたくさん買い物したい!!と思うのは当然です。どうしても!!と言う人はどうすればいいのでしょうか。
やはり、クレジットカードしかありません。日本に比べて海外のクレジットカード普及率は素晴らしいもので、「ありがとうございます!!」と感謝される程。
現金を嫌がる人すらいるそうで、たくさん買い物したい人はクレジットカードを細心の注意を払って持っていくしかありません。電子マネーもいいのですが、クレジットカードのポイントがすごいそうで。経験者から聞きました。
現金で済むなら現金でいいです。しかし、思い切り楽しみたい!!と言う人は限度額を調べた上で、クレジットカードを一枚、二枚と持っていく方が無難です。
海外旅行でどうやって買い物しているの?と聞いたところ、たくさん買い物している人はクレジットカード払い、「少しでいいか」と計画性を持つタイプはなるべく現金にしてるとの意見でした。
8、ポイントをあえて使う必要がなくなる
「ポイントが貯まったから使おう」と思ったりしなくて済みます。ポイントが自動的にキャッシュバックされる銀行があると上記にも記載しました。そのため、ポイントが貯まった事も確認する必要がありません。
銀行のカードでコンビニやスーパーで買い物している姿はあまり見ませんが、ステータス性は高いです。銀行系のカードは審査が多少厳しいため、ステータスを考えるな持っていて損はありません。
ポイント獲得に適した形ではありませんが、失効するくらいなら自動的にキャッシュバックされた方がいいと言う人もいます。「VIASOカード」が現金キャッシュバック制度をとっており、人気となったのも最近の話しの様に感じます。
9、一体型→解約して別々にするのは可能?
クレジット機能付きキャッシュカードの一体型にしてしまうと、解約したり別々にできたりしないのでしょうか。
答えを言うと、一体型を解約してキャッシュカードの戻す事は可能です。インターネット上でもできるかも知れませんが、実店舗があるなら実店舗に行って解約手続きをして別々にした方が確実です。
何も知らないとクレジット機能付きのままになってしまったり、有事の際に困ります。一度一体型にしたら、実店舗での解約、と思っておきましょう。
厄介なのが、クレジットカード会社と銀行が違う場合ですが、2つの会社に解約手続きをお願いする必要があります。実店舗に行けば、「もう一つの方も解約をご希望ですか」等の質問をされると思いますが、念のため、覚えておきましょう。
一度解約してしまうと元に戻す事ができないのが大原則です。そのため、自分の求めている機能やサービス、キャンペーンが失われてしまわない様に事前確認をしっかり行って下さい。勢いはダメです。
解約するとただのキャッシュカードに戻るだけなのか?それとも何か別の機能が付いたままなのか?・・・・この辺りはしっかり確認するべきでしょう。
注意点を挙げている人によると以下の通りになります。
・一体型になっている会員サービスが受けられない
・不都合が起きる事が大多数
・一体型のつもりで買い物してしまう
などでした。
解約の方法は各クレジット機能一体型キャッシュカードによって違う事を確認していますので、公式サイトや実店舗でご確認下さい。